ニキビができる原因を場所別に解説!

「あごのニキビは想われニキビ」「おでこのニキビは想いニキビ」など、ニキビはできる場所によって理由が違うと言われることがありますよね。想われニキビや想いニキビはジンクスにすぎませんが、実はニキビができる場所ごとに原因が違うのは事実です。

「あごばっかりニキビができるのは何で?」
「おでこのニキビがずっと治らない」

とお悩みの方に向けて、今回はニキビができる場所ごとに原因をそれぞれご紹介します。原因がわかることで対策もしやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

場所別!ニキビができる原因


ニキビは基本的にアクネ菌が繁殖することでできるものです。しかし、アクネ菌の繁殖以外にもさまざまな要因が関係しているのをご存知でしょうか。ニキビができる場所ごとにその要因は異なります。

生活習慣が反映されやすい「あご」

あごは大人ニキビができやすい部位です。大人ニキビはお肌の乾燥や疲れ、ストレスやホルモンバランスの変化などさまざまな原因でおこります。

また、あごは皮脂の分泌量が多いにもかかわらず乾燥しやすいこともニキビができる原因です。あごには汗腺があまりないため、角質層のうるおいが不足しやすいのです。

汗腺が少なくお肌が乾燥しやすいため、代わりに皮脂が多く分泌されニキビができやすくなります。

ついつい手で触りやすい「ほほ」

ほほのニキビは生活習慣やホルモンバランスの乱れなどが原因です。また、頬杖をついたりできたニキビを潰したりと、ついつい手で触りやすいこともニキビの悪化に関係しています。

顔のパーツのなかでもとくに手で触れやすい部位のため、皮膚がダメージを受けることによりニキビができやすくなる場所です。また肝臓や胃腸の機能が低下することもニキビがほほにできやすくなる原因だと言われています。

刺激を受けやすい「おでこ」

もっとも多い原因は、皮脂の過剰分泌です。おでこはもともと皮脂量が多く、思春期になるとさらに分泌量が増えることからアクネ菌が繁殖しやすい場所として知られています。おでこには皮脂腺が多く存在しているため、どうしてもニキビができやすいのです。

また、シャンプーや整髪料などが付着しやすいことも原因として考えられます。整髪料がおでこに付かないように注意し、シャンプーはよくすすぐことが大切です。

マラセチア菌が繁殖しやすい「背中」

ニキビといえばアクネ菌が有名ですが、実は背中の場合はマラセチア菌というカビも原因となります。背中は皮脂の分泌量が多く、さらに汗をかきやすいためアクネ菌が繁殖しやすい環境です。着ている衣服が密着して汗が蒸発しにくく、蒸れやすいことからマラセチア菌も繁殖しやすくなります。

痛みやかゆみがほとんどなく、顔にできるニキビと比べて小さなポツポツができている場合はマラセチア菌による影響が考えられるでしょう。ほかに、シャンプーやボディソープなどのすすぎ残しも背中ニキビの原因です。

洗い残しが多い「こめかみ」

こめかみはシャンプーのすすぎ残しや整髪料などが原因だと考えられます。また、こめかみは皮脂量が多くアクネ菌が繁殖しやすいことも原因です。髪の毛があたりやすいこともあり、刺激を受けやすいことも関係しています。

ニキビの種類によってもできる原因は違う


ニキビといっても、白ニキビや赤ニキビなどいくつか種類があるものです。場所ごとの原因だけでなく、種類ごとの原因も知っておくとより対策がしやすくなるでしょう。

白ニキビ

白ニキビとは、皮脂が毛穴に詰まることでできるものです。この状態は、ニキビの初期段階だと言えるでしょう。肌に残っている汚れや皮脂が詰まったり、たまった角質が毛穴を塞いだりすることが主な原因です。

酵素洗顔のように角質をスッキリと落とせるものを使うと毛穴の詰まりを簡単に予防できます。新陳代謝がスムーズに進むように、十分な保湿ケアをすることも大切です。

赤ニキビ

赤ニキビは白ニキビが炎症を起こすことでできます。白ニキビの症状が一歩進んだものと考えておきましょう。ニキビを潰したり頻繁に手で触ったりすることで雑菌が繁殖することが原因です。

ニキビができたら、できるだけ触らず刺激を与えないようにすることで赤ニキビを予防できます。もし赤ニキビができてしまったら、肌荒れを予防する効果のある化粧水や抗炎症作用のある塗り薬などを使ってみてください。

黒ニキビ

黒ニキビは毛穴に詰まっている皮脂が酸化することでできます。皮脂は長い時間にわたって空気に触れていると、表面が酸化されて黒くなってしまうのです。

白ニキビができた状態が長く続くことで黒ニキビに発展します。黒ニキビも潰したり触ったりすることで炎症を起こす可能性があるため、早めの対処が大切です。

黄ニキビ

黄ニキビは炎症を起こした赤ニキビがさらに悪化し、膿がたまったものを指します。炎症がひどくなることで、化膿している状態です。

見ただけで膿がたまっているとわかる状態なので手で潰したくなるかもしれませんが、絶対に潰してはいけません。自己流でケアをすると跡が残ったりクレーターになったりしやすい状態のため、早めに皮膚科を受診しましょう。

ニキビの原因になりやすい生活習慣にも注意


ニキビができやすい方は、もしかしたらニキビができやすい環境を自分で作ってしまっているかもしれません。ニキビを予防してなめらかな素肌を維持するためにも、次に紹介する生活習慣に自分が該当していないかチェックしてみてください。

ストレスが多い

ストレスはお肌や健康の大敵です。日常生活でストレスをゼロにすることは難しいかもしれませんが、実はストレスを受け続けることでホルモンバランスが乱れやすくなります。ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンが増え、皮脂の分泌量が多くなってしまうのです。

「ストレスがたまっているかも」と感じている方は、週に1回でもいいので軽く運動する習慣をつけてみましょう。30分程度のウォーキングでも気分がスッキリして心が軽くなりますよ。

食生活が乱れている

お肌は私たちが食べたものから作られています。食生活が乱れた状態が続くと、お肌を良好な状態で保つことも難しいでしょう。油っぽい食事の摂りすぎに気をつけ、皮脂量をコントロールする働きのあるビタミンB群を積極的に摂るように心がけることが美肌の秘訣です。

血行をよくするビタミンEもよいでしょう。ビタミンB群は納豆やブロッコリーに、ビタミンEはカボチャやうなぎなどに多く含まれています。

紫外線対策をしていない

お肌にとって1番の敵となるのが紫外線です。紫外線はシミやそばかすを作るだけでなく、お肌を乾燥させたり炎症を起こしたりなどさまざまな害をもたらします。外に出るときだけでなく、室内にいるときも日焼け止めを塗る習慣をつけることが大切です。

ニキビができやすい方でも使いやすいベタつきにくいものや、肌荒れを予防するツボクサエキスなどが入った日焼け止めを選ぶとよいでしょう。

合わないスキンケアをしている

ニキビができていると、ついついさっぱりした使い心地の化粧水を使ったり、洗浄力の強い洗顔料で洗ったりする方が多いでしょう。

しかし、これではお肌のうるおいが不足した状態になり、かえってニキビが悪化してしまいます。ベタつかない程度に保湿力のある化粧水を使い、お肌に必要な皮脂は残しながら洗える洗顔料を選びましょう。

まとめ

あごニキビはお肌の乾燥やストレス、ほほニキビは生活習慣、おでこニキビは皮脂など、ニキビは場所によってできる原因が違います。何度も繰り返し同じ場所にニキビができる方は、ニキビができやすい習慣を無意識に行っていないかチェックしてみてください。

ニキビができにくいよう心がけるだけでもお肌の状態は大きく変わります。肌荒れを予防できる化粧水やニキビの治療薬なども使いながら自信をもてるお肌を目指しましょう。

この記事を書いた人

     

岡本妃香里

美容ライター OTC医薬品薬剤師
ecliss協力部門:ビューティートピックス

経歴:
2008年 崇城大学 薬学部薬学科 入学
2014年 崇城大学 薬学部薬学科 修了
2014年 薬剤師免許 取得

その他資格:化粧品検定1級、スポーツファーマシスト