美肌の鍵アンチエイジングとは?意味や定義、方法を解説

年齢を重ねるにつれて私たちの体は少しずつ老化していきます。体の機能はもちろん、お肌にも老化の影響は出てしまうもの。そこで「少しでも若々しくいたい」「いつまでも自信がもてるお肌でいたい」という方に人気なのがアンチエイジングです。今回は自宅でもできる簡単なエイジングケアの方法をご紹介します。

アンチエイジングとは?意味を解説


アンチエイジングを英語で書くと「anti aging」。agingは「老化」や「時を経る」という意味です。つまりアンチエイジングとは、老化に対してあらがおうとすることを指します。アンチエイジングは美容分野と健康分野とでそれぞれ研究が進められていることが特徴です。

美容分野でのアンチエイジング

美容分野でいうアンチエイジングとは、シワやシミを改善したり毛穴を目立たなくしたりすることを指す場合が多いでしょう。お肌のハリがなくなり元気がなくなったように見えるのは、加齢とともにコラーゲンやヒアルロン酸の量が減ったり、顔の骨が萎縮したりすることが原因です。お肌を支える土台が小さくなっていくので印象が変わっていきます。

健康・医療分野でのアンチエイジング

健康や医療分野でアンチエイジングと言う場合は、抗加齢医学のことを指す場合が多いでしょう。抗加齢医学とは、病気を治療するだけでなく健康な人がさらに健康になれるように介入していく医学のことです。

老化のプロセスに着目しながら栄養管理や運動なども取り入れて健康な体作りを目指していきます。高齢者がこれからもどんどん増えていくため、抗加齢医学は健康寿命を延ばしていくうえで大切なものです。

お肌のエイジング(老化)が進む主な原因


老化が進むことをエイジングと言います。お肌が老化する主な原因は加齢と紫外線の2つです。それぞれがお肌にどのような影響をもたらしているのか見ていきましょう。

加齢

お肌のエイジングが進む理由の1つが加齢です。20代になると徐々に毛穴が開き始め、30代でシワやシミが増えてきます。40代になるとお肌がたるみ始めフェイスラインが気になってくるでしょう。

これらはすべてコラーゲンやヒアルロン酸などが加齢によって減少していくことが関係しています。コラーゲンを生み出し続けている線維芽細胞は、30代頃から急激に働きが低下し、40代になるころには30代のわずか半分程度にまで働きが落ちてしまうのです。

また、ターンオーバーにかかる時間も年齢によって長くかかることがわかっています。一般に「ターンオーバーは28日で1周する」と言われていますが、これは20代の話。30代や40代では約45日、50代では最大で70日ほどかかります。加齢にともなってシミが増えるのは、ターンオーバーに時間がかかるようになることでメラニン色素が排出されづらくなるためです。

紫外線にあたる

一歩外に出れば容赦なく降り注ぐ紫外線。ある研究によると、老化の原因の約80%は紫外線の影響だと言われています。手の甲とお尻のお肌をそれぞれ見てみてください。手の甲はお尻に比べてシミやシワが多いはずです。お尻はなかなか紫外線にあたらないので、手の甲と比べると老化が進みにくくなっています。

紫外線はお肌の奥に到達してコラーゲンやヒアルロン酸を生み出している線維芽細胞にダメージを与えたり、お肌の表面で炎症を起こしたりする厄介な存在です。メラニン色素の生成を促進させることから、シミが増える原因にもなります。美容という面だけで考えると、肌にとって紫外線は害でしかありません。

今日からできるアンチエイジングの方法


アンチエイジングといっても、老化をストップさせることは残念ながらできません。そのため、ここでは年齢に応じたケアであるエイジングケアの方法をご紹介します。エイジングケアは普段のお手入れでも簡単にできるため、ぜひ今日からできそうなものを始めてみてください。

エイジングケアに力を入れたスキンケアを行う

エイジングの原因となる紫外線や乾燥に力を入れたスキンケアを、主にエイジングケアと呼んでいます。エイジングケアと聞くと、なんとなく40代や50代ごろから始めるものと想像される方が多いかもしれません。毛穴の開きやハリ、シワなどが気になり始めたらエイジングケアを始めるサインです。

コラーゲンやヒアルロン酸をはじめ、バリア機能と関わりの深いセラミドなどの保湿成分をしっかり肌に補給してあげましょう。また、外出するときはもちろん、家にいるときも日焼け止めをしっかり塗ることが大切です。

適度な運動やストレッチを行う

運動は今からできる究極のエイジングケアといっても過言ではありません。

運動をすると血行がよくなることはご存知の方が多いでしょう。血行がよくなることでお肌に酸素や栄養素が行き渡りやすくなり、肌の状態がよくなります。血行不良によっておこる目の下のくまもよくなるため、顔色がぱっと明るくなり若々しい印象を与えることも可能です。

また、コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞が運動によって増えることもわかっています。筋力がつくので皮膚がぐっと持ち上がり、ハリのあるお肌も手に入れられるでしょう。

美容や健康によい食事を心がける

バランスのよい食事は、エイジングケアの基礎です。食べたものが分解されてお肌や髪の毛が作られるため、米や小麦など主食だけでなく野菜もしっかり摂ることが大切です。

厚生労働省が調査した結果によると、とくに20~30代で野菜不足の傾向があることがわかっています。この年代は、平均の野菜摂取量より1日あたり30g少ないそうです。そのため、「いつもより30g多めに野菜を食べること」を意識してみてください。

水分をしっかり摂る

透明感のあるお肌は年齢より若く見えることが特徴です。資生堂社が行った調査によると、肌の透明感によって見た目年齢に11歳もの差が出ることがわかっています。

透明感のあるお肌を作るうえで大切なのが水分です。水分をたくさん摂ることでお肌の水分量が増え、透き通ったかのようなお肌になります。

また体内の水分の入れ替わりがスムーズになることで、健康的なお肌を作ることも可能。美容や健康のためには毎日2リットルを目安に水分を摂るよう心がけてみてください。どうしても2リットルが多いと感じる場合は1.5リットルくらいを目安にしてみましょう。

質のよい睡眠を取る

寝ている間に分泌が盛んになる成長ホルモンはお肌の修復をしてくれる大事な存在です。眠りに入ってから約4時間の間はゴールデンタイムといわれており、この間にしっかり寝ておくことで成長ホルモンが多く分泌されるようになります。

そのため、質のよい睡眠を取るようにしましょう。翌日のお昼にうとうとしないくらい眠ることができれば、睡眠がたりている証拠です。

寝る直前にスマートフォンを見ない、食事は早めに済ませておくなどを心がけることで質のよい睡眠を取ることができます。

美容クリニックで受けられるアンチエイジングケア


「どうしてもシミやシワが気になる」「年齢サインが目立つようになってきた」という方は、美容クリニックも検討してみてください。自宅でのエイジングケアと比べるとどうしても費用はかかってしまいますが、大きな変化を実感できるでしょう。

レーザー治療

毛穴の開きや黒ずみ、シミやそばかす、たるみなどはレーザー治療で改善できます。何度か通う必要があるものから、ダウンタイムがいるものも多くあるので、自分のお肌やスケジュールに合うものを選んでみてください。

ボトックス注射

シワに効果的なのがボトックス注射です。顔の筋肉をゆるめることで、シワを目立たなくします。注射をするだけで済むので、負担もあまりありません。1度の注射で約3~4か月効果が持続します。

イオン導入

美容成分をしっかりとお肌に届けることができるイオン導入。微弱な電流を皮膚に流すことで有効成分をお肌のすみずみに届ける施術です。ビタミンCやビタミンE、プラセンタンやトラネキサム酸など美白に効果的な成分がイオン導入に使われています。

まとめ

アンチエイジングとは、老化を止めようとすることです。しかし、実際には日頃のスキンケアで老化を止めることはできません。そのため、年齢に応じたスキンケアであるエイジングケアを行うことが大切です。

紫外線対策や保湿、適度な運動や食生活の見直しなどできそうなものから取り入れてみてください。早めにエイジングケアを始めることで、いつまでも自信がもてるお肌を保つことができるでしょう。

この記事を書いた人

     

岡本 妃香里

美容ライター OTC医薬品薬剤師
ecliss協力部門:ビューティートピックス

経歴:
2008年 崇城大学 薬学部薬学科 入学
2014年 崇城大学 薬学部薬学科 修了
2014年 薬剤師免許 取得

その他資格:化粧品検定1級、スポーツファーマシスト

トップへ
戻る

商品を見る