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赤みのあるニキビ跡をケアするのにおすすめの成分は?予防方法や原因も解説

この記事を書いた人

     

キム社長

物より感動を届けたい家族が大好きなパパ
ecliss協力部門:統括責任者

経歴:
2008年 韓国放送局MBC 勤務
2013年 日本でWEBマーケティング仕事 開始
2019年 health & beautyを求め個人事業主 開業
2020年 株式会社MIDAS 設立
その他資格:スキンケアアドバイザー、ネットショップ検定

ニキビがやっと治ったと思ったら赤みのある跡ができていた、なんてことはありませんか?赤みがあると目立つので、どうしても気になってしまいますよね。どうすればニキビ跡の赤みを消すことができるのでしょうか。

ここでは、赤みの原因からスキンケアで治すのにおすすめの成分、予防方法などを詳しく紹介します。

ニキビ跡に赤みが出る原因


ニキビ自体がよくなっても、赤みのある跡が残るとまるでニキビがまだ治りきっていないかのような見た目になってしまうものです。顔にポツポツと残った跡が気になって、メイクで必死に隠している方もいるかもしれません。なぜきれいに治らず、赤みが残ってしまうのでしょうか。

 

赤みのあるニキビ跡は炎症後紅斑(PIE)

赤みのあるニキビ跡は、炎症後紅斑と呼ばれるものです。ニキビの後にできるもので、見た目は赤く症状が重いように見えますが、時間の経過とともに改善していきます。

しかし、赤みが出る期間が1か月以上あることが多いため、「このまま治らないのでは?」と不安になってしまう方も多いものです。炎症後紅斑ができたら治るまでに2~3か月はかかるため、焦らずじっくりとケアをしていきましょう。

 

赤みのあるニキビ跡は皮膚の損傷によって起こる

赤みのあるニキビ跡ができるのは、ニキビによって毛穴に炎症が起きることが原因です。赤く見えるのは皮膚が炎症を起こしていること、そして毛細血管が拡張したり増えたりしていることが関係しています。

ニキビの初期段階である白ニキビで炎症後紅斑になることはめったになく、多くは炎症が強い黄ニキビや赤ニキビが原因です。そのほか、日焼けや物理的な刺激も赤みのあるニキビ跡の原因となることがあります。

 

ニキビ跡の種類は?


同じように見えるニキビ跡も、実はいくつか種類があるのです。それぞれどのような特徴があるのかを見てみましょう。

 

赤みがあるニキビ跡

赤みがあるニキビ跡は、炎症が起きていたり皮膚が損傷していたりする証拠です。炎症後紅斑とも呼ばれており、治るのに2~3か月ほどかかります。炎症がひどくなると肥厚性瘢痕やケロイドになることもあるため、悪化しないようケアすることが大切です。

 

紫色のニキビ跡

紫色になっている場合は、赤ニキビが悪化して強い炎症が起こっている状態です。赤みのあるニキビ跡がより悪化した状態と言えます。触るとゴリゴリした感じがあり、皮膚が固くなっていることもあるでしょう。

 

茶褐色のニキビ跡

茶色っぽくなっている場合は、メラニン色素が沈着している可能性が考えられます。赤みのある状態をケアせず放っておいたり、刺激を与えたりすると茶褐色になってシミのようになってしまうのです。

 

皮膚が盛り上がったニキビ跡

しこりのように盛り上がっているニキビ跡は、ニキビができた皮膚が正常に再生していない可能性が高いと考えられます。

皮膚は炎症が起きると、壊れた細胞を元に戻そうと細胞分裂を繰り返すものです。その際に細胞が作られすぎてしまうことが盛り上がったニキビ跡の原因になります。

 

クレーター状のニキビ跡

皮膚がへこんでクレーター状になっているニキビ跡は、炎症によって真皮が破壊されたことが原因です。破壊された真皮がきちんと再生されなかったため、その部分がへこんでクレーターのようになってしまいます。

 

赤みのあるニキビ跡を化粧品でケアするのにおすすめの成分

赤みのあるニキビ跡は、そのままにしておくとメラニン色素が沈着してなかなか治らなくなってしまうことがあるものです。そのため、赤みがあるなと思ったらできるだけ早くケアを始めましょう。ケアをするかしないかで、お肌の未来が変わります。

 

レチノール

レチノールとは、ビタミンAのことです。お肌を健やかに保つために重要な成分の1つで、細胞の分化や増殖に関わっています。健康な皮膚を作る手助けをしてくれるため、赤みのあるニキビ跡だけではなく茶褐色の跡やクレーター状の跡など幅広く対応することが可能です。

また、医薬品として認められているレチノールでは、シワに対しても効果があると言われています。

 

しかし、レチノールは使用方法に注意が必要な成分で、使用中にA反応と呼ばれる状態になる可能性が高いです。A反応とは、ビタミンAが不足しているお肌に、急に多くのビタミンAを補給したとき、一時的に乾燥感や皮むけ、赤み、かゆみが生じることです。

 

バクチオール

バクチオールは「次世代レチノール」と呼ばれており、レチノールの項目で解説したA反応を起こすことなく、健康な皮膚をつくる手助けをしてくれます。また、チロシナーゼ(茶色のメラニン色素を増やす働きをする酵素)遮断、酸化ストレスを防ぐ、アクネ菌抑制など、ニキビに対する効果にも大変優れています。

 

ビタミンC

ビタミンCは、メラニンの生成を抑えて日焼けによるシミやソバカスを予防する効果があります。

赤みのあるニキビ跡が悪化するとそのままメラニン色素が沈着してシミになってしまうこともあるため、ビタミンCでのスキンケアが効果的です。皮膚を健やかに保つ働きもあります。

 

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは水溶性ビタミンの一種で、近頃では美容に良いとSNSでも注目を集めている成分です。うるおいやバリア機能に関わっているセラミドと相性がとてもよく、お肌の健康を守る成分として知られています。肌荒れの予防にも効果的です。シミ、そばかすをはじめとした色素沈着の原因であるメラニン色素の抑制効果もあります。

 

トラネキサム酸

トラネキサム酸には、炎症を抑えたりメラニンの生成を抑えたりする働きがあります。赤みが起きているということは炎症が起きている、もしくは過去に炎症が起きていたということなのでトラネキサム酸がしっかり働いてくれるでしょう。

 

赤みのあるニキビ跡を予防する方法

できれば赤みのあるニキビ跡ができる前に予防しておきたいものです。いつかは治ると言われても、数か月もの間、赤みとともに過ごすのは精神的にもよくありません。今から紹介する5つの方法を実践して、ニキビ跡を予防していきましょう。

 

保湿をしっかり行う

トラブルがある肌にとってもっとも大切なのは保湿です。お肌を外敵から守っているバリア機能は、乾燥している状態では十分に働きません。バリア機能が低下するとニキビができやすくなったり、症状が悪化しやすくなったりするため、日頃から保湿をしっかりするようにしましょう。

ニキビがあるからといって保湿を避けている方もいるかもしれませんが、実は逆効果なのです。油分の少ない化粧水を使って保湿してあげてください。

 

紫外線を避ける

紫外線はシミやソバカスの原因となるだけでなく、お肌を乾燥させてしまいます。また、お肌の表面や奥で炎症を起こすこともある厄介な存在です。老化の原因にもなるため、外に出ない日でも必ず紫外線対策を行いましょう。紫外線は屋内にいても降り注いでいるため侮ってはいけません。

 

肌によいビタミンを摂る

ニキビがでやすいときに摂りたいのが、ビタミンB2やビタミンB6です。ビタミンB2はリボフラビンとも呼ばれており、皮膚や粘膜などを健康に保つ働きがあります。

ビタミンB6はターンオーバーに関係している成分です。また皮脂の量を調節する働きもあります。どちらも肌荒れ用の医薬品には必ず含まれているものなので、積極的に摂るように心がけましょう。

 

睡眠を十分に取る

健康的な肌を作るためには、十分な睡眠が欠かせません。寝ている間に多く分泌される成長ホルモンには、お肌の水分量を保ったりターンオーバーに働きかけたりする効果があります。お昼にうとうとと眠くならない程度に睡眠を取るようにしましょう。

 

ニキビを潰さない

ついつい潰して膿を出したくなりますが、ニキビを自分で潰すのはあまりおすすめできません。というのも、潰すときに雑菌が入り込んで炎症を起こす可能性があるためです。炎症がひどくなると赤みのあるニキビ跡にないやすくなるので注意しましょう。

 

まとめ

赤みのあるニキビ跡は、ニキビによって毛穴に炎症が起きていることが原因です。予防するためにはニキビが悪化しないように保湿をしっかり行ったり紫外線対策をしたりしましょう。

とくに保湿はバリア機能をしっかり働かせるためにも大切です。ニキビ跡ができてしまった場合は、レチノールやトラネキサム酸などを使ってスキンケアを行ってみてください。日頃のケアや予防を入念に行うことで、赤みのあるニキビ跡は予防することができます。

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