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ヒアルロン酸とは?コラーゲンやセラミドとの違い、効果や特徴を解説

この記事を書いた人

     

キム社長

物より感動を届けたい家族が大好きなパパ
ecliss協力部門:統括責任者

経歴:
2008年 韓国放送局MBC 勤務
2013年 日本でWEBマーケティング仕事 開始
2019年 health & beautyを求め個人事業主 開業
2020年 株式会社MIDAS 設立
その他資格:スキンケアアドバイザー、ネットショップ検定

保湿成分としてよく知られているヒアルロン酸。さまざまな化粧品に配合されていることはもちろん、美容クリニックや医療現場でも使われている成分です。

 

しかし「ヒアルロン酸って結局なにがいいの?」「保湿効果があるというけど、ほかの成分とは何が違うの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。そこで今回は、ヒアルロン酸がそもそもどのような成分なのか、ほかの美容成分と何が違うのかなどを詳しくご紹介します。

 

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は、ムコ多糖と呼ばれる成分の1つです。ムコ多糖とはアミノ酸や糖類を含む成分の総称のこと。ヒアルロン酸以外に、コンドロイチンやヘパリンなどもムコ多糖に分類されます。

 

保湿効果に優れた成分

ヒアルロン酸は、保湿効果を期待して配合される成分です。ヒアルロン酸単体だとゲルの状態で存在しています。

 

わずか1gのヒアルロン酸で6リットルもの水分を抱え込めることが大きな特徴です。1gといえば、1円玉1枚とちょうど同じくらいの重さ。たった1gで500mlのペットボトル12本分もの水分を抱え込めるというから驚きです。

 

お肌でもヒアルロン酸は作られている

「ヒアルロン酸は外から取り入れるもの」と思っている方もいるかもしれません。しかし実は、私たちの体内でもヒアルロン酸は作られています。ヒアルロン酸を作り出す力を私たちはもともともっているのです。

 

しかし、年齢とともにヒアルロン酸を作る力が衰えるため、お肌に存在するヒアルロン酸の量は減っていきます。20歳のころのヒアルロン酸量を100%とすると、30歳では65%、50歳では45%、60歳では23%にまで減ってしまうのです。

 

ヒアルロン酸配合の化粧品を使うメリット

年齢とともにヒアルロン酸はどんどん減っていくため、日頃のお手入れでしっかりと補うことが大切です。ヒアルロン酸が配合された化粧品には、お肌を保湿する以外にも次のようなメリットがあります。

 

お肌がやわらかくなる

しっとりと保湿してくれるヒアルロン酸は、お肌をやわらかくする効果もあります。水分を補給することで、手触りをよくしてくれるのです。

 

また、お肌がうるおうことでターンオーバーを正常に保つ効果も期待できるでしょう。ターンオーバーがうまく進むと、角質がスムーズにはがれ落ちるため、ゴワつきの改善にも役立ちます。

 

水分で満たされたお肌は光を自然に反射してくれるので、ツヤのある明るいお肌に見せることもできるでしょう。

エイジングケアができる

ふっくらとうるおったお肌は、見た目を若々しく見せてくれます。お肌が乾燥していると、どうしてもファンデーションが溝にたまったり、メイクの伸びが悪くなったりするものです。うまくメイクが決まらない日は、なんだか調子が悪く見えてしまうこともあるでしょう。

 

ヒアルロン酸でうるおいを補給することでお肌にハリをもたらし、若々しく見せることができます。またヒアルロン酸は、使う方の年齢を選びません。そのため、年齢にあったお肌のお手入れにもピッタリです。

 

さまざまなタイプのお肌に使える

乾燥肌や敏感肌、脂性肌など、お肌にはいくつかのタイプがあります。タイプ別にお手入れを変えるのが一般的ですが、ヒアルロン酸はどのタイプのお肌にも使えることが特徴です。

 

そのため季節によってお肌のタイプが変わりやすい方や、お肌の部位によってコンディションが違う方でもヒアルロン酸はとても使いやすいでしょう。お肌の状態に合わせて化粧品を買い直す必要も、部位によって使い分ける必要もありません。

 

ヒアルロン酸とほかの保湿成分との違い

保湿成分はヒアルロン酸以外にも数え切れないほどあります。なかでもコラーゲンやセラミド、プラセンタは耳にする機会が多いでしょう。保湿成分というくくりでは同じですが、それぞれ違った特徴をもっています。

ヒアルロン酸とコラーゲンの違い

コラーゲンはお肌の奥にある真皮に存在する成分です。お肌の基盤を支え、ハリとみずみずしさをもたらします。一方でヒアルロン酸は、コラーゲンで作られた土台を囲って支えるはたらきがメインです。

 

いくら土台がしっかりしていても、支える力が不足していればお肌の弾力は失われてしまいます。土台を作るコラーゲンと、それを支えるヒアルロン酸の二人三脚でお肌のうるおいを保っているのです。

 

ヒアルロン酸とセラミドの違い

セラミドはお肌の角質層に存在する成分です。角質層はお肌のもっとも表面に存在し、水分の蒸発を防いだり外部の刺激からお肌を守ったりするはたらきがあります。角質“層”と言われるように、細胞が層状に連なっていることが特徴です。この細胞と細胞の間にセラミドは存在しています。

 

セラミドが細胞と水分をつなぎとめることで、キメの整ったお肌を保つことができるのです。またバリア機能のはたらきにも大きく関与しています。セラミドが十分になければバリア機能もしっかり働かないと言えるほど、大切な存在です。

 

ヒアルロン酸とプラセンタの違い

プラセンタとは、人や馬などの胎盤から作られる成分です。豊富なアミノ酸やビタミン、ミネラルや成長因子などを含んでいます。肌を健やかに保つ成分が多く含まれていることから、美容の面で注目を集めている成分です。

 

コラーゲンやヒアルロン酸などを作り出す線維芽細胞との相性もよいことがわかっています。お肌が生み出す力そのものに着目した成分だと言えるでしょう。

 

まとめ

ヒアルロン酸は、わずかな量で驚くほどの保水力を発揮する保湿成分です。乾燥肌や脂性肌などのタイプを選ばず使える成分なので、お肌の状態にかかわらず毎日使えることが特徴です。

 

ヒアルロン酸が不足すると、どんなにお肌の土台がしっかりしていてもハリやうるおいは失われてしまいます。お肌にもともと存在している成分ではありますが、年齢とともに減少していくためスキンケアで毎日しっかりと補ってあげましょう。

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