美容液の正しい使い方は?役割や種類、間違った使い方も解説

スキンケアアイテムとして欠かせない美容液。さまざまな美容成分を含んでいることから、集中的にお肌のケアをすることができます。ところで、あなたは美容液を正しく使えている自信はありますか?なんとなくお肌に塗っているだけでは、効果を十分に発揮できない可能性もあります。そこで今回は、美容液の正しい使い方から間違った方法まで詳しく見ていきましょう。

そもそも美容液とは


美容液とは、化粧水で整えたお肌の上から使うためのアイテムです。化粧水では補いきれなかった美容成分を補給することにより、肌悩みにしっかりとフォーカスしたケアができます。保湿や美白、シワなどを集中的にケアできることが特徴です。化粧水よりもこっくりとしたテクスチャーのものが多く、お肌をなめらかに整えられます。

美容液にはいくつか種類がある

美容液とひとくちに言っても、種類はさまざまです。種類によって使い方やタイミングが異なります。

一般的な美容液

多くの美容液は、化粧水の後に使うことを想定して作られています。化粧水で水分をお肌に補給し、美容液で美容成分を補っていくものです。美容液を塗っただけではせっかく補給した成分がすぐに蒸発してしまうため、上からさらに乳液やクリームで蓋をします。

オイルタイプの美容液

美容オイルとも呼ばれるタイプの美容液は、用途に合わせて使うタイミングを変える必要があるものです。化粧水の前に使って浸透を高めるもの、化粧水の後に使うもの、スキンケアの1番最後に使うものとがあります。製品によって異なるので、パッケージに書かれている方法で使用しましょう。

シートパックタイプの美容液

シートパックタイプの美容液は、化粧水の後に使います。しっかり化粧水を馴染ませた後にシートパックを使うことで、お肌の隅々にまで美容成分を届けることが可能です。パックの後はいつも通り乳液やクリームを使用してください。

今注目を集めている美容液の成分


美容成分には実に2,000種類以上あると言われています。ここまで多いと「どの成分がいいの?」と悩んでしまいますよね。そこでここでは、とくに注目を集めている5つの美容成分を紹介します。

イデベノン

美容クリニックで使われることもあるイデベノン。美容によいことで知られるビタミンCやコエンザイムQ10の何倍ものパワーをもつ、最新の美容成分です。肌を若々しく保つパワーに優れています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はお肌を保湿したり保護したりする働きが特徴的です。分子量の違いによって効果がやや異なります。比較的小さい分子量のものは角質層の奥まで浸透して保湿効果を発揮し、大きいものはお肌の表面を保護して守るのです。

セラミド

バリア機能と密接な関係がある成分として知られています。細胞と細胞の隙間を満たすように存在し、水分をしっかりと保持する成分です。乾燥しやすい方や肌荒れが気になる方に向いています。

ツボクサエキス

美容大国の韓国では定番の成分となっているツボクサエキス。肌荒れを予防する効果に優れています。古くから美容や健康によいハーブとして親しまれてきました。

ナイアシンアミド

ニコチン酸とも呼ばれる成分で、肌荒れを予防したりお肌を引き締めたりする効果のある成分です。ほかに、保湿効果も持ち合わせています。お肌を健康に保つ注目の美容成分です。

美容液の効果的な使い方


美容液は正しい使い方をすることではじめて、本来の力を発揮できるもの。製品によって推奨されている使い方は違いますが、次のような方法が一般的です。

体温で軽く温める

手のひらで軽く温めて使うことで、浸透がよくなると言われています。美容液だけでなく、化粧水やクリームなども同様です。美容液を手のひらに出したらそのまま軽く手で温めて塗りましょう。

美容液を使う分だけ小皿に出して600Wで5秒ほど温めるのもおすすめです。ただし、温めすぎると美容成分が壊れてしまうこともあるので注意しましょう。

適したタイミングで適量を使う

一般的な美容液は化粧水の後、ブースター効果のあるものはお手入れの1番最初に使います。美容液は高価なものも多くありますが、ケチって少量だけ使っていてはしっかりとした効果を発揮できません。お肌全体に行き渡るよう、適量を使いましょう。

乾燥が気になる部分には重ねづけをする

目や口の周り、頬は皮脂の分泌量が少ないため乾燥しやすい部位です。乾燥が気になるところには重ねづけをしてしっかりと保湿しましょう。保湿効果のあるヒアルロン酸やセラミドなどが配合されたものがおすすめです。

美容液の上からクリームや乳液で蓋をする

せっかく保湿をしても、化粧水や美容液だけしか塗っていない状態のまま時間が経つとお肌はすぐに乾燥してしまいます。美容液を馴染ませたらできるだけ早めに乳液やクリームを使って蓋をしてください。乾燥がとくに気になる方は、乳液よりもクリームの使用が向いています。

これは避けて!美容液の間違った使い方


美容液はスキンケアアイテムのなかでもとくに多くの美容成分を含んでいるものです。そのため、どうせなら成分をむだにすることなくしっかりと使いたいですよね。

しかし、間違った使い方をしている方も少なくありません。美容液をむだにしないためにも、しっかり美容効果を実感するためにも次のような使い方には注意してください。

お肌がベタベタになるほどつける

多く塗れば塗るほど効果があるように思えますが、余分に塗った美容液は残念ながら皮膚からは吸収されません。美容液の消費がむだに早くなってしまうので、メーカーが推奨している適量を守って使用しましょう。

お肌を強くパッティングしながらつける

美容液を馴染ませるとき、お肌がパンパンと音を立てるほど強くパッティングしていませんか?力を入れてもお肌に馴染む量は変わりません。むしろお肌に負担や刺激を与えてしまい、肌が荒れたり色素沈着の原因になったりします。肌をこすらないように優しく馴染ませるのが正しい塗り方です。

化粧水や乳液などと混ぜて使う

美容液をほかのスキンケアアイテムと混ぜて使うのはNG。混ぜたほうがスキンケアの手間は省けますが、ものによっては成分同士が影響しあって思うような効果が得られない可能性があります。

また、テクスチャーが変化することで馴染みが悪くなることもあるでしょう。混ぜずに1つずつお肌に馴染ませて使用してください。

まとめ

美容液は化粧水には配合しきれなかった美容成分を補うためのアイテムです。乳液やクリームと比べても美容成分が多く含まれていることが特徴で、肌悩みに合わせてさまざまな成分が配合されています。

使う際は肌馴染みをよくするためにも、手のひらで軽く温めてから使うと効果的です。量は少なすぎると効果が不十分になり、多すぎるとむだになってしまうので、適量を使うようにしましょう。

正しい使い方をすることで美容液ははじめて真の力を発揮します。理想の肌を手に入れるためにも、使い方はしっかりと知っておきましょう。

この記事を書いた人

     

岡本 妃香里

美容ライター OTC医薬品薬剤師
ecliss協力部門:ビューティートピックス

経歴:
2008年 崇城大学 薬学部薬学科 入学
2014年 崇城大学 薬学部薬学科 修了
2014年 薬剤師免許 取得

その他資格:化粧品検定1級、スポーツファーマシスト

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